ラファエル・マルケス

メキシコには魅力的なボクサーが沢山居ます。強打で打ち合いを好む選手が多いためです。

メキシコのマチスモの精神がそうさせるようです。その中で面白い試合をする選手の1人が、
ラファエルマルケスです。兄のファン・マヌエル・マルケスはマニー・パッキャオとの
4戦で有名ですが、ラファエルは兄に比べて技術的に甘いですが、一発のパンチ力はありました。
強打の一発で相手を仕留める力をもっていますが、マルケス兄のような絶妙なタイミングの
カウンターはそれほど上手ではありません。
(もちろん格下相手には見事なカウンターを打つことはありました。)
その試合は激闘が多いので、日本にもファンは沢山居たのではないでしょうか。
バスケスとの3戦はいずれも名勝負で年間最高試合候補にも入りました。
それから戴冠のティムオースチン戦もお互いグロッキーになるほどの激戦で、
当時バンタム級ナンバーワンといわれたオースチンを見事撃破しました。
しかし打たれすぎてしまったため、今なお一線級で戦い続けるマルケス兄と違って
急激に力が衰えて行きました。ファン・マヌエル・ロペス戦ではもう全盛期の力は
なかったんではないでしょうか。もちろん西岡利晃戦でもです。
そして非力なクリスチャン・ミハレスにノックアウトされたときは
全盛期の面影もありませんでした。力あるボクサーが衰えて無残に負けていくのは悲しい瞬間です。