月別アーカイブ: 2014年4月

フェルナンド・モンティエル

この選手はあまりメキシカンっぽい感じはしないですが、メキシコのボクサーです。

天才的なボクシング選手でフライ級のタイトルを取りましたが、試合の出来には
ちょっと並があったので、圧倒的な強さは感じられませんでした。

ジョーニーゴンサレス戦は一進一退の攻防でモンティエルのテクニックとゴンサレスのパワーと
言った感じです。モンティエルが脚光を浴びたのはやはり長谷川穂積戦でした。
あの時の長谷川は飛ぶ鳥を落とす勢いで防衛戦もほとんど早いラウンドのKO勝ちで、
マスコミには神の域などと持ち上げられていました。しかし強い選手との対戦経験が少なかったので、
ここで初めてフェルナンド・モンティエルとの大戦となりました。

モンティエルとのジャブの刺し合いは長谷川は負けていませんでした、4ラウンドまでどちらかというと、
ポイントは長谷川に流れていたと思います。僅差でしたが。しかし、一瞬のスキを魅せた瞬間、
百戦錬磨のモンティエルは見逃してくれませんでした。左フックを叩き込んだ後、
釣瓶撃ちのように連打を浴びせてTKOで勝利しました。これによって評価を上げたため、
当時無敵状態のドネア戦が決まり明日。しかしフィリピーノフラッシュの右ストレートを打たせておいて
左フックを浴びせる攻撃をまともに食らって痙攣しながら倒れました。

そして起き上がったものの連打を浴びせられ2RKO負けになりました。
ここからモンティエルの低迷時代に入ります。

マルコ・アントニオ・バレラ

90年代のボクシングファンにとってメキシコの英雄と言われるとチャベスよりも

マルコ・アントニオ・バレラが思い浮かべるのではないでしょうか。
バレラのボクシングスタイルは90年代と2000年代では大きく変わりました。
初期のバレラは好戦的で打ち合いをガンガンやっていくスタイルでしたが、
後半のバレラはアウトボクシングが主体になりました。
やはりその転機となる試合がナージーム・ハメド戦ではないでしょうか。

それからエリック・モラレスの三連戦は激闘でした。まだバレラが好戦的だった1戦目は
猛烈な打撃戦でよくスタミナが続くものだと思いました。白熱しましたね。
そして2戦目以降はちょっと期待はずれな感じもしましたが、まあ面白かったです。

それから忘れてはいけないのがマニー・パッキャオ戦ですね。バレラは2戦していますが、
衝撃的だったのが1戦目3ラウンド目のパッキャオの踏み込んでの左ストレートで
ダウンしたシーンです。勢いのあったパッキャオですが、まさかバレラが負けるとは思いませんでした。
その後の快進撃を見るとこの勝利は必然だったんでしょう。

ジョニー・ゴンサレス

ジョニー・ゴンサレスの特徴はそのボクシングスタイルです。アップライトに構えて、

ロングの距離から強打を叩き込んできます。対戦した西岡利晃も言っていましたが、距離が遠くて
最初は戸惑ったそうです。長谷川穂積は全く対応できていませんでしたね。
パンチ力は破格で数々の強敵をマットに這わしてきました。KO率の非常に高い選手です。
しかし弱点があって打たれ脆さがあるところです。
ジェリー・ペニャロサにボディーブロー一発で倒されたり、バスケスに逆転KO負けされたり、
西岡のモンスターレフトでふっ飛ばされたりと負けるときはKO負けが多いので、
勝っても負けても試合はとても面白いです。

そんなゴンサレスですが、最近マレスとの対決で1RKO勝ちをしました。ポンセ・デ・レオンには
負けてしまいましたが、又評価を戻します。勝ったり負けたり忙しいですね。
西岡に負けた後、長谷川に勝ち、ポンセ・デ・レオンに負けた後マレスに勝つ。

日本でもジョニゴンの愛称で大人気なのですが、この不安定さが人気の秘密かもしれません。
ただ、最近マレスとの再戦が流れてしまったとのことで、非常に残念です。
次の対戦相手はまだ不明ですが、最近ポンセ・デ・レオンとの再戦に勝利した、
ファン・マヌエル・ロペスとの試合が楽しみです。

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サウル・アルバレス

最近実力をメキメキ上げてきてスーパスターになりつつあったサウル・アルバレスですが、

フロイド・メイウェザー・ジュニアとの世紀の一戦でメイウェザーにほぼフルマークで
ポイントアウトされてしまいました。昔ならウェルターの全盛期でデラホーヤ、トリニダード、
ウィテカーなどの強豪がいたので、メイウェザーは勝てなかったと思いますが、今一番強いと
言われていたアルバレスがあのざまだったので90年代に比べるとボクシングのレベルが
落ちたんじゃないかという懸念があります。36歳のベテランであるメイウェザー相手に
スーパースター候補が何も出来ないなんて今までのボクシングの歴史では考えられませんでした。
だいたいこういう場合新旧交代がおこるのですが、そうは行きませんでした。
他にもメイウェザーを倒せそうな20代の選手はいないので本当に人材不足だと思います。
もし全盛期のデラホーヤが今のメイウェザーと対決したら多分勝つのではないでしょうか。
2007年の衰えたデラホーヤでも私の採点ではデラホーヤの僅差勝利でした。
そう考えるとサウル・アルバレスはもし90年代にいたら、テリー・ノリスに歯が立たなかったのでは
ないでしょうか?もしくはデラホーヤやトリニダードにも何も出来なく負けていたんじゃないかと
思います。衰えたシェーン・モズリーに勝利しましたが、やはり全盛期のモズリーのスピードには
ついていけなかったでしょうね。そんな感じです。