ジョニー・ゴンサレス

ジョニー・ゴンサレスの特徴はそのボクシングスタイルです。アップライトに構えて、

ロングの距離から強打を叩き込んできます。対戦した西岡利晃も言っていましたが、距離が遠くて
最初は戸惑ったそうです。長谷川穂積は全く対応できていませんでしたね。
パンチ力は破格で数々の強敵をマットに這わしてきました。KO率の非常に高い選手です。
しかし弱点があって打たれ脆さがあるところです。
ジェリー・ペニャロサにボディーブロー一発で倒されたり、バスケスに逆転KO負けされたり、
西岡のモンスターレフトでふっ飛ばされたりと負けるときはKO負けが多いので、
勝っても負けても試合はとても面白いです。

そんなゴンサレスですが、最近マレスとの対決で1RKO勝ちをしました。ポンセ・デ・レオンには
負けてしまいましたが、又評価を戻します。勝ったり負けたり忙しいですね。
西岡に負けた後、長谷川に勝ち、ポンセ・デ・レオンに負けた後マレスに勝つ。

日本でもジョニゴンの愛称で大人気なのですが、この不安定さが人気の秘密かもしれません。
ただ、最近マレスとの再戦が流れてしまったとのことで、非常に残念です。
次の対戦相手はまだ不明ですが、最近ポンセ・デ・レオンとの再戦に勝利した、
ファン・マヌエル・ロペスとの試合が楽しみです。

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サウル・アルバレス

最近実力をメキメキ上げてきてスーパスターになりつつあったサウル・アルバレスですが、

フロイド・メイウェザー・ジュニアとの世紀の一戦でメイウェザーにほぼフルマークで
ポイントアウトされてしまいました。昔ならウェルターの全盛期でデラホーヤ、トリニダード、
ウィテカーなどの強豪がいたので、メイウェザーは勝てなかったと思いますが、今一番強いと
言われていたアルバレスがあのざまだったので90年代に比べるとボクシングのレベルが
落ちたんじゃないかという懸念があります。36歳のベテランであるメイウェザー相手に
スーパースター候補が何も出来ないなんて今までのボクシングの歴史では考えられませんでした。
だいたいこういう場合新旧交代がおこるのですが、そうは行きませんでした。
他にもメイウェザーを倒せそうな20代の選手はいないので本当に人材不足だと思います。
もし全盛期のデラホーヤが今のメイウェザーと対決したら多分勝つのではないでしょうか。
2007年の衰えたデラホーヤでも私の採点ではデラホーヤの僅差勝利でした。
そう考えるとサウル・アルバレスはもし90年代にいたら、テリー・ノリスに歯が立たなかったのでは
ないでしょうか?もしくはデラホーヤやトリニダードにも何も出来なく負けていたんじゃないかと
思います。衰えたシェーン・モズリーに勝利しましたが、やはり全盛期のモズリーのスピードには
ついていけなかったでしょうね。そんな感じです。

ホセ・ルイス・ロペス

1997年頃ウェルター級にホセ・ルイス・ロペスという選手がいました。強打を誇るメキシカンです。

当時のウェルター級は超激戦区で、WBCオスカー・デラホーヤ、WBAアイク・クォーティ、
IBFフェリックス・トリニダードと3強がいてオバ・カーなど強豪選手もチャンピオンになれませんでした。
そんなか目立ちませんでしたが、WBO王者だったのがこのロペスでした。
ロペスはややぽっちゃりした体型ながらガードを固め近づいて思いパンチを相手に打ち込むすたいるです。
ボクシングマニアの間ではその実力派3強にも通じるのではないかと言われるほど評価が高かったです。
それからアイク・クォーティとの一戦がありましたが、確か引き分けだったと思います。
あのデラホーヤと互角の力を誇ったアイク・クォーティがあと一歩のところまで追い詰められたのです。
しかしその後はパッとしないで気がついたら消えていました。その後どうなったのでしょうか。
確かクォーティの後のWBAチャンピオンに負けていたと思います。実力は大したことなかったので
勝てない相手じゃなかったはずなのに負けてしまっています。たまに有望なメキシカンが
その才能を腐らせてしまうことがありますが、ロペスはそのタイプではないでしょうか。
上手くいけばスーパースターになれるような才能はあったと思います。
事実クォーティを介してデラホーヤともあまり実力に差はなかったと思います。

ラファエル・マルケス

メキシコには魅力的なボクサーが沢山居ます。強打で打ち合いを好む選手が多いためです。

メキシコのマチスモの精神がそうさせるようです。その中で面白い試合をする選手の1人が、
ラファエルマルケスです。兄のファン・マヌエル・マルケスはマニー・パッキャオとの
4戦で有名ですが、ラファエルは兄に比べて技術的に甘いですが、一発のパンチ力はありました。
強打の一発で相手を仕留める力をもっていますが、マルケス兄のような絶妙なタイミングの
カウンターはそれほど上手ではありません。
(もちろん格下相手には見事なカウンターを打つことはありました。)
その試合は激闘が多いので、日本にもファンは沢山居たのではないでしょうか。
バスケスとの3戦はいずれも名勝負で年間最高試合候補にも入りました。
それから戴冠のティムオースチン戦もお互いグロッキーになるほどの激戦で、
当時バンタム級ナンバーワンといわれたオースチンを見事撃破しました。
しかし打たれすぎてしまったため、今なお一線級で戦い続けるマルケス兄と違って
急激に力が衰えて行きました。ファン・マヌエル・ロペス戦ではもう全盛期の力は
なかったんではないでしょうか。もちろん西岡利晃戦でもです。
そして非力なクリスチャン・ミハレスにノックアウトされたときは
全盛期の面影もありませんでした。力あるボクサーが衰えて無残に負けていくのは悲しい瞬間です。

軽量級ボクサー

メキシカンは意外にもあまり大きくありません。

日本人と比べてもそれほど体格差はなく、ミニマム級からフェザー級の間にも
多くのトップ選手を排出しています。ミニマムでは漫画のキャラクターのモデルにもなった
リカルド・ロペスが日本では人気がありました。ロペスのボクシングは、
神経質そうな感じで精密機械のようだと例えられていました。
主に長い距離から踏み込んでロングのパンチをカウンターで入れていく感じです。
ファン・マヌエル・マルケスににています。
アップライトの構えを見るとなんだかワクワクします。
しかし過大評価を受けている感もあります。ロセンド・アルバレス戦で初めて強敵と対戦して、
オーバーハンドライトを当てられて判定で引き分けてしまいました。
それ以外は全て勝利しましたが、強い相手との試合が無いので、
もしロペスがフェザーやバンタムにいたらあれだけ圧倒的なボクシングは出来なかったでしょう。
ロペス対ハメドなんて夢の対決をみてみたかったですね。
同時代にチャンピオンだったロペス対パッキャオなんて言うのもかなりの好カードです。
当時パッキャオは突進力が異常にあるが、技術は未熟だったので、ロペスにもチャンスがあるかもしれません。
ユーリ・アルバチャコフを引退させたチャッチャイをあっさりKOした試合は圧巻でした。
ロペスはミニマムに引きこもっているのではなく、速く階級を上げるべきでしたが、
そうしていたら無敗のままで終われたか疑問でもあります。

フリオ・セサール・チャベスについて

 

チャベスを初めてみたのはミゲルアンヘルゴンサレス戦でした。
現在はジュニアが活躍しているのでシニアなどと呼ばれたりもしていますね。
当時のチャベスは無敗記録をとっくに破られすでにだいぶ衰えていました。
パーネル・ウィテカーやフランキー・ランドールに敗れた後、
WBCジュニアウェルター級チャンピオンに返り咲きましたが、
昔の粘り強さは衰えていました。

デラホーヤとの再戦では高速コンビネーションについていけずに
途中でギブアップしてTKO負けを喫しています。
第一戦の試合もハイライトで見ましたが、若いデラホーヤと
老いたチャベスの新旧交代劇が印象的でした。
そしてコンスタンチン・チュー戦では往年の実力を発揮できず
全くいいところ無く破れてしまいました。
チューの独特の間合を詰めることが出来ずにカウンターを食って最後の倒れる瞬間は
エキサイトマッチでスローモーションで演出されていましたが、悲しげでした。
とはいっても私自信は全盛期を全然知らないのであまり思い入れはありませんでした。
チャベスの活躍は十数年後ユーチューブの動画でみることが出来ました。
グレッグホーゲン戦やロジャー・メイウェザー戦などチャベスの地味なボクシングを見て、
なぜあんなに人気が出たのか不思議でした。マルケスとチャベスってどっちの方が
偉大なんでしょうね。